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VIVA NEWS

掲載日2018.03.19

更新日2018.03.19

【歯ブラシの歴史/第15回】歯は命、8020運動

歯は命、8020運動


歯牙の喪失は、加齢的に増加するといわれておりますが、これは正常な加齢による生理的発症ではありません。実をいうと、歯牙の病気(虫歯症)や歯周組織の病気(歯周病や歯槽膿漏症)などによるものが大半なのです。ここでは、これからの歯磨きや、8020運動について、考えてみたいと思います。

歯垢や食物残渣は、虫歯や歯周疾患の好発部位(コウハツブイ)と呼ばれます。好発部位とは、病変が起こりやすい部分のことです。特に歯周疾患(歯槽膿漏)で歯垢骨の退縮しているものがあると危険なのです。ですので、年をとるから、歯が抜けるものではない。歯磨きに問題があるということです。とすれば、歯磨きさえ、しっかりできれば、生涯自分の歯で入れ歯などせずに生活できるのです。

これからの人間が原始的な生活に還って、生のものばかり食べて暮らすようになるとは考えられないですね。私たちは、もっと歯の健康を考えていかなければならないですし、食べる楽しみがなくなれば、定年後もつまらなくなるでしょう。ちなみに、入れ歯で食生活をすると、味覚が低下するというのはよく知られてますし、おいしいものがおいしくなくなります。

人間、誰しも綺麗に美しく老いを迎えたいもの。歯数が減じたり、歯周病にかかると、硬いものや繊維性食物を充分に噛むことができず、自然に偏食になり、栄養のバランスが崩れます。全身の健康状態が著しく低下するのは当然で、様々な消化機能にも影響を及ぼしてきます。歯科医が指摘するまでもなく、「歯は生命」なのです。

今、「8020運動」が盛んです。といっても、関心の高い人はどれくらいいるでしょう。80歳で20本歯を残せる人はどれくらいるでしょう。8020運動とは、高齢社会において80歳という長寿に達しても、20本以上の自分の歯を保つことによって豊かな生活を通して、健康で幸せな日常生活を送ることを目指した運動です。

残存歯数が20本あれば、ほとんどの食品の咀嚼が容易であるとされています。平成元年に、厚生省(現・厚生労働省)と 日本歯科医師会が提唱し、 自治体、各種団体、企業、そして広く国民に呼びかけてきた活動です。

8020推進財団
www.8020zaidan.or.jp/

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