ベビーから介護、ペットユーザーに特化した歯ブラシ|360度歯ブラシの【ビバテック】

VIVA NEWS

掲載日2018.02.26

更新日2018.02.26

【歯ブラシの歴史/第12回】電動歯ブラシ~これで完璧⁉

電動歯ブラシ~これでこれで完璧⁉


もともと手の不自由な人のために考案されたのが電動歯ブラシ。そのルーツを知らない人も多いかと思います。1960年代前半に手用歯ブラシを十分に使いこなせない子供や高齢者、身体に障害のある人向けに開発されたのが、電動歯ブラシだったのです。しかし、人間は怠惰な生き物。楽にできるなら、健常者でもいいじゃないかというわけで、一般にも普及するようになりました。

その仕組みは、把柄部に動力源のモーターが内蔵され、電源に直接接続する交流式と間接的な充電式があります。いわゆる乾電池タイプは、500~4000円程度です。そして、充電式は、3000~20,000円程度で売られています。歯ブラシの運動様式には回転式、振動式、偏心運動式などがあり、電動歯ブラシの利点は、歯垢を取るのに個人差が少ないこと、歯に当てているだけで磨けることです。

2000年以降は、派手な宣伝とともに家電量販店などにも置かれ、一般の人向けにもターゲットを置いています。しかし、手用歯ブラシを充分に使いこなせる人には、向かないと指摘する歯科医も多いといわれています。そして、電動歯ブラシの方が歯垢除去率が高いというのもすべての人に当てはまるわけではありません。もともと手の不自由な人向けに開発されたぐらいなので、できれば健常者である我々は、自分の手で丁寧に磨いたほうがよいのではないでしょうか。

一方、われわれビバテックは、園児などの子どもがうまく歯磨きができていない、嫌がってしまうなどの現状をアンケート調査や意見をたくさん頂戴し、園児向けの電動歯ブラシを開発しております。360°という利点が電動歯ブラシでも充分発揮できますので、お子様にはオススメです。

歯ブラシの規格とは


歯ブラシの規格に、下記の3つの規格があります。

1)品質表示法 
2)日本工業規格 
3)国際標準化機構(ISO)規格

品質表示法では、柄の材質、(スチロール、ナイロン、ポリプロピレンなど)、毛の材質(ナイロン、天然毛など)、毛の固さ(やわらかめ、普通、かため)、耐熱温度(スチロールとポリプロピレンは70℃、ナイロン80℃) 表示者の氏名、名称、もしくは商標、及び住所を表示しなければならないそうです。

ということもあり、真面目に記載しておりましたが、面白いことに、われわれの360°歯ブラシは、「歯ブラシ」の定義に入らないため、品質表示法にのっとって、表示者の氏名、名称、もしくは商標、及び住所を表示しなくてもよいと、昔、経済産業省から連絡がありました。歯ブラシだと認めたくない同業者の組合が、国に連絡したそうです。今や、年間500万個販売している歯ブラシではありますが、まだまだ、国民の使用頻度からすると微々たるもの。いずれ「360°歯ブラシ」は「歯ブラシ」だと国民に認めてもらえる日がくるでしょう。

また、一方では、日本工業規格(JIS)では、細部にわたり歯ブラシの詳細を定めていますが、日本製歯ブラシは規格以上の性能を保持していることもあり、表示のための種々の検査に日数と手間がかかるので、どこの歯ブラシメーカーも、あえてJISマークをとっていないのが現状です。

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